『フロスト気質』 |
翻訳小説ファンにとって、良いニュースと悪いニュースがある。
R・D・ウィングフィールドの4作目『フロスト気質』がようやく発売になる。
そのウィングフィールドが亡くなって、「フロスト」シリーズは6冊で終わることになった(T_T)
訳者芹澤恵の造語能力は今回も冴えわたり、
惚れ惚れするような名文を楽しむことができる。
原書を手元に置いて読むと、さらに感動すること請け合い。
おぼえておきたい台詞が多数あるが、
どれも実践では使えない…というか使ってはならない…
なにしろ、フロストは推理小説史上もっとも下品な警部だから(^_^;