「中庭のある家」見学会最終日、そして引っ越し… |
残念ながら、見学会二日目も雨。それでも、わざわざ八千代台まで足を運んでくださる方々がいるのがありがたい。田中工務店のみなさんもちょっとお疲れ気味かと思い、差し入れを持ってふたたび伺った。
K+Yアトリエの竹内さんがすでにいらっしゃり、例の不思議な空間についてその真相を話していただいた。私が想像していたのとはかなり違っていた。設計というのは大変な仕事ですね。
資金面でお世話になった(というか、これからもまだお世話になりますよろしくお願いします)日本住宅ワランティ株式会社すまいと事業部からIさんが取材にいらっしゃり、キッチンのワークトップの高さやロジェールのコンロの話題で盛り上がる。9坪ハウスで有名な萩原百合さんの『家から生まれた17の話』をいただき、ものづくりにまで広がっていく幸福な家づくりの話を伺った。我が家でもそんなふうになれたらと思う。
雨と人いきれででむんむんするかと思いきや、室内はそこそこの湿度を保っているようだった。セルロースファイバーが効果を発揮しているらしい。OMソーラーのおかげで空気が循環しているのもよいようだ。
見れば見るほど使いやすそうな造作キッチン、大工さんも苦労した本棚とカウンター、平安工房でつくってもらった直径1100ミリの丸テーブル、ボーエ・モーエンセンのJ39、小泉誠さんのR+R chair…いわゆるLDKを構成するすべての部分がキマッている。素晴らしい。しかし、壁、床、天井や家具によって囲われた空間そのものが、なによりもまず気持ちがいいと言ったほうが正確だ。
辛抱強くわれわれ夫婦のわがままにつき合ってくださった田中社長、I工事部長、(い)大工、(わ)大工、(ほ)大工、(や)大工、竹内さんに胸いっぱいの感謝を。そして、ブログを介して知り合うことのできた建て主のみなさんにも、心から御礼申し上げます。
さて、実はすでに引っ越しました。ダンボールの山に埋もれていた状態からは抜け出しましたが、どこに何があるかがわからない…(^_^;